インフラ/サーバ構築の変化
クラウドっていうとバズワード的な感じですが、個人でも手が出しやすい月に1,000円前後から運用可能なPaaSが普及してきています。
また、サービスを運用する各会社でも変化への対応スピードが勝負を決めるようになってきている中で必然的にいわゆるクラウドサービスを利用してインフラを運用していることが多いようです。
PaaS以前
まず、PaaSが現れる前の状況は、インターネット上になんらかのサービスを公開しようとしたら、
* 数百万するサーバを何台か購入して設定する。
* 個人でできるのは、インターネットプロバイダが提供しているホームページやブログを公開するサービスに登録したり、ショッピングサイトやオークションサイトに出品することくらいだった気がします。
* 各種SNSサービスやTwitter的なミニブログサービスが流行ってからは、個人が情報を発信しやすくなりましたがブログを書くのの延長線上かな。
PaaS後
AWSをはじめDgital Ocean, HerokuまたはGoogle Cloud Engineとか、どこか必要な要件を満たしていてお気に入りのVサービスに登録して、価格表とかみながらサーバのサイズを決めて"起動"ってボタンを押したりするともう外部に公開されたサーバとして利用開始することが可能になったりします。
少し知識のある人は、Webページやメールサーバの運用を個人でできるようになりました。
以前から固定IPを取得して自宅に高価なマシンを置いて運用している方はいましたが、それよりずっと敷居が下がったと感じます。
VMやコンテナを利用してインフラを構築することのメリットとして、
* スケールアップ、スケールダウンをするのが簡単。
* ポータビリティ
などが挙げられるかと思います。
最近のはやり
複数台のサーバを必要に応じて、作ったり壊したりってことがやり易い環境が整ってきた中で、
そいつをもっと効率よくしようという当然の流れとして、
* Infrastructure as Code
* Immutable Infrastructure
こんなキーワードとともに、Chef, Ansibleなどが注目されています。
インフラもテストしようということで、serverspecなんかも注目です。
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以上、最近おもったことでした。